21世紀のサブカル中毒者

タイトルほどの内容はないと思いますが、音楽とか映画とかをつらつら書いていきますので、お時間ありましたら読んでみてください。

キャリー見てきたよ

リメイク版のキャリーの試写会に行ってきた。

クロエ版キャリー

 

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もっとも恐ろしくって書いてあるけど、

この映画、そんなに恐ろしくないよね。

 

 

簡単なストーリーは、

進化論を否定しているようなキリスト教の異端を母に持つ子キャリーは

高校に通っていたがいじめを受けていた。

高校3年のある時のいじめから、いじめっ子の一人がいじめをやめ

キャリーに償いの意味で、

いじめっ子の彼氏にキャリーを卒業パーティーに誘うように言う。

その卒業パーティーで、いじめっ子(償う子以外)の罠があり、

皆の笑いものにされて、自分の中のテレキネシスが開花する話。かな。

 

 

この映画のオリジナル版の見どころは、

冴えないキャリーが、パーティーに誘われることで、

どんどん可愛くなっていくところ。

その努力が、パーティーの最後に報われないのですが、

見ている人が、皆応援したくなる流れで、

最後まで無事に行ってほしいと思ってしまうほどにそのギャップは素晴らしかった。

 

今回のリメイク版は、最初から可愛いんですよね。

クロエちゃんだし。

だから、パーティーに誘われたあと、努力して可愛くなっていくところで、

その前とのギャップがないから、感情が入らなかった。

 

あと、テレキネシスについては、リメイク版だと練習しちゃったりしてます。

それが、パーティーでの最後に違いとして出ているのですが、

オリジナルは、笑いものになり、そこで感情を抑えられなくなって

テレキネシスで皆殺しです。

リメイクだと、しっかり殺す人を選んでます。

選んでテレキネシスを使っているのですが、その時のキャリーが間抜けで

さらに、変な演出がかかっておかしくなってます。

そこまで、シリアスだったのに、急にファイナルディスティネーション見たいな

感じになっちゃっていて興ざめです。

 

ひとことでいえば、オリジナルのパロディ映画みたいでした。

オリジナルが素晴らしかっただけに、その感動が微塵もなかったのは残念。

 

 

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